ペンライトの幻

 

 

2017年の秋、Episode of Jupiterの予告を観ました。

2分8秒の、短い予告。

 

 

観終わったあと、わたしは自分の右手に緑のサイリウムの、左手にうちわの幻を見ました。

それくらい、あっという間に好きになっていた。

しっとりとしたピアノの音とともに、真っ暗闇に3人の名前が緑色に光って現れるところは何度観てもグッとくる。「Jupiter」のいちばん端っこの「r」から小さく光が射すところなんてもう、最高じゃあないですか。メンバー同士が拳をぶつけあう場面はほんっとうにアツいし、最後には光を受けて立つ3人の後ろ姿。しびれる……!!

Jupiterのファンになった瞬間であり、アイドルマスターに心を掴まれた瞬間。


この予告が、わたしにとっての「アイドルマスター」のはじまりでした。

 

SideMに本格的に触れたのは、日記を辿ると2017年の9月の初め。LIVE ON ST@GE!の配信が開始されたことがきっかけだったと思うのだけど、EoJの予告を観たのが先だったかもしれなくて、このあたりの記憶がすごくぼんやりしています。もっとちゃんと日記をつけておけばよかったな〜……!

アイドルマスターというコンテンツ自体はずっと前から知っていたのですが、「絶対好きになる」ことが分かりきっていたので意図的に触れないようにしていました。だって聞いたところによると可愛い女の子が13人もいるらしい、なかには眼鏡っ子やボーイッシュな女の子もいるという。ああ、そんなの絶対、わたしが好きにならないわけがない!好きになりすぎてどうにかなってしまうに違いない!と怯えてさえいました。

でも、アニマスが放送されていた頃かな?メドレーが聴けるCDを聴いてみたり、その後も、3Dモデルの可愛さに堪えきれず、デレステをちょこちょこプレイしたり*1していました。

……今思えば、「触れないように」なんて、全然できてないですね!それでも、好きになりすぎないようにと注意を払いながら(もはや意固地になりながら)過ごしていました。いったい何と戦っていたのだろう……。

それからしばらく経って、アイマスの男の子グループのお話がアニメでやるんだ、観たいな〜と、EoJの予告を再生するに至ったのです。

それまでの謎の意地は何だったのかというくらいに、そこから急速にJupiterにハマり、EoJ予告と本編を繰り返し視聴し(ほんとにいっぱい観た)、楽曲を購入し、輝きの向こう側へ!を観て大号泣し、ライブDVDのトレーラーを繰り返し視聴し(ほんとにいっぱい観た)、アニエムを観て毎週興奮し、ええいままよ!と始めたミリシタで北上麗花という素敵な女の子に出会い、年末にはSideM 1stライブのBlu-rayを購入して、3rd幕張のライブビューイングを観に行くことを決め、翌年、わたしは映画館のスクリーンに向かって緑の光を灯していました。あの日幻だったペンライトを握りながら。

この間約半年くらいなので、本当に怒涛……!でも毎日楽しかったし、今も楽しいです。

……なんだか日記のような、不思議なエントリになってしまった。前にも書いたけれど、もっともっと早く追いかけたら〜なんて思うこともあるのですが、それ以上に、これからのJupiterをみることができることがとっても楽しみで嬉しいんですよね。

Jupiter、大好きです。

 

 

*1:安斎都ちゃんが好き。