色とりどりに光るライト、眩しいステージ、アイドルを演じるキャストたちによるパフォーマンス。
初めてアイドルマスターシリーズのライブ映像を観た時、こんなにキラキラした世界があるなんて!と衝撃を受けました。
わたしたちは、わたしたちが愛してやまないアイドルが、お話のなかのひとであることを知っています。
けれどアイマスライブでは、ステージの上に、確かにアイドルが「いる」のです。
単に同じ声で同じ歌を歌って踊っているからそう見えるということではなく、キャストのお芝居によって、年齢やパーソナリティ、性別を超えて、アイドルが身体性を持ってそこに「いる」。
この「お芝居」こそが、アイマスライブの要であると思います。歌い方や踊り方、そのほかの細かい部分でもアイドルとしてパフォーマンスをしている(演じている)からこそ、そこにアイドルが「いる」と感じられる。
そのことにわたしは"演じる"ということの凄さを感じます。
わたしたちは、わたしたちが愛してやまないアイドルを演じるキャストたちが、アイドルではないことを知っています。
けれどたぶん、だからこそ面白いのです。
キャストがお芝居を通して役と積み重ねてきた時間と、わたしたちが見て聞いて読んできた物語とが重なって、そこにひとりのアイドルの像を結ぶ。ひょっとすると吐息のひとつでさえ、そのアイドルのもののように感じられる、魔法みたいな時間。
以前にもこのブログに書いたのですが、アイマスライブは、ゆめとうつつの真ん中にあるところが魅力のひとつだと思っています。
お芝居によって作り上げられた「ゆめ」のステージと、MCなどでキャスト陣が楽しかったとか悔しかったとか、次はこんなステージにしたいよねと語る「うつつ」の時間、そのふたつの熱量が存在して、行き来する。きっと、わたしがアイマスライブに感じている"キラキラ"は、その熱量にこそあるのです。
こう、壮大に表現すると、生命の躍動……!みたいな……大きな力と力のうねり……!のような……、つ、伝わってほしい!
楽しい、眩しい、嬉しい。ステージから放たれる強大なパワーに心を揺さぶられるたび、アイマスライブが大好きだ~としみじみ思います。
……と、ここまで虜になりながら、残念ながらわたしは持病や体調の関係で、まだ会場に観に行けたことがありません。呼吸器の疾患なのでなかなかすぐには難しいのですが、いつか観に行きたいです。
色とりどりに光るライト、眩しいステージ、アイドルを演じるキャストたちによるパフォーマンス。
いつか、会場で。