感想:スーパーライブフェス2015

モバエムのイベント、「スーパーライブフェス2015」のストーリーと雑誌についての感想です。

 

「スーパーライブフェス2015」では、隼人・次郎・夏来・四季・冬馬の5人が事務所を代表して大型のライブフェスに出演する様子が描かれます。他事務所からも有名な人が多数出演しているとのことで、チケットの倍率すごそうだな…。好きな要素がたくさんあって、何度も読み返しているイベストです。

まず衣装が好き!金のヨリ紐がシャラっとついてて、手袋の裾には金の縁取りがあしらわれ、胸にはバラの花……こういうアイドル然とした衣装、大好きです。手袋が白手袋なところもまた最高なんだ…!

そしてストーリーが好き!特に、事務所代表アイドルと同ユニットのメンバーが観客席からステージを観て、それぞれに思いを抱くところがとても良い〜!!冬馬と次郎のパフォーマンスを観客席から観る翔太と北斗のやりとり、たまりませんでした。

このときの翔太と北斗のやりとりを読んで、冬馬不在時のふたりの会話は、冬馬が真ん中にいる時よりも少しだけ温度が低くて、するどい雰囲気をまとっているような気がするなと思いました。ぎすぎすしているわけでは決してなくて、独特の静けさのようなものを感じる。

このふたりは6歳も年齢が離れていて、翔太の弟力もあいまって「甘える側」と「甘えられる側」、もしくは弟と兄のような関係性にも思えるのですが、ほんとうのところはとても対等で、相棒のような関係性、という言葉がしっくりくるような気がしています。翔太は聡いから、北斗のいろんなことを見抜いていそうだし…。

そして一番最後、ストーリー08で道夫に電話かける次郎のようすになんだかキュンときてしまった。なんてことない電話の台詞なんだけどな…なんでだろう、好きです…。打ち上げで焼肉計画してたS.E.M、可愛いな〜!

雑誌はどのお話もアツかったです…!類と道夫にピースしてみせる次郎は格好いいし、春名に思い切り背中を叩かれる隼人は可愛い。

雑誌「ギガテラMAXな想い」での四季の言葉には胸を打たれました。大きな舞台に立って周りのレベルに圧倒されて、そこで出てくる言葉が、もっと頑張って自分も輝いてみせる!ではなく、もっと頑張って先輩たちを輝かせてみせる!というところが、四季のすごいところであり魅力だな〜と思いました…四季はすごい。

さらに夏来!!雑誌「幼なじみ、そして」は16コマのやりとりだけれど、アニメ1話分くらいの濃さと厚みを感じた…!このふたりの繊細でいて、でも意外と頑丈そうな関係性に感情がワーッと高まりました…まだまだモバ初心者で旬と夏来の関係性を深く知っているわけではないのでうまく言葉にならないのですが…とにかく読んだときは思わず泣いてしまいそうになりました。

そして冬馬!!雑誌「いつでも、自分らしくやるだけ!」にて、ライブフェスに黒井社長が視察に来る可能性を聞いて表情が険しくなる冬馬の緊張を和らげるのが、翔太と北斗の存在。そのフォロー体制の万全さと素早さに、なんていいユニットなんだ〜とあらためてしみじみするのと同時に、このフォローの及ばないところで傷口に触れるような事が起こったらどうなっちゃうんだ……とドキドキしたり。*1

黒井社長が来る可能性を聞いて冬馬くんが力んでしまうのは、黒井社長に認められるようなパフォーマンスをしなくては、と思うから…なのかな。なんとなく、冬馬の描く“トップアイドルになる未来”には、黒井社長に認められる(認めてもらえたと冬馬が思える)ことも含まれている気がする。

どのユニットの関係性もみんな素敵でした。思い出メモをこつこつ貯めて、他のユニットのイベストもちょっとずつ解放していきたいな〜。

*1:今後起こったりとかするのかな…?!