感想:Wedding Night 〜マリッジリングに口づけを〜

モバエムのイベント、「Wedding Night 〜マリッジリングに口づけを〜」のストーリーについての感想です。

 

「Wedding Night 〜マリッジリングに口づけを〜」では、ブライダルプランのPR映像の撮影をするJupiterとDRAMATIC STARSの様子が描かれます。

すごくすごく好きなイベストです。

自身の過去に対する北斗の心情の変化が語られる場面は、読み返すたびにたまらない気持ちになります。

北斗が抱く「Jupiter」というユニットへの特別な想いを、より深く知ることができるお話だったと思います。

怪我をする前の自分の演奏を冬馬と翔太にも聞いてもらいたかった、と北斗が心の中で思う場面は、切ないけれど、いかにも北斗らしいなと思いました。ふたりの前では格好いい自分でいたいんだもんな〜…。

縛られるのは好きではないと言う北斗だけれど、ことJupiterに関してはとても献身しているようにみえるし、インディーズ時代は冬馬と翔太を守るために不自由なこともたくさんあったはずで、北斗にとって「Jupiter」は本当に特別なんだな、と感じました。

きっとストーリー08で北斗が言った「気が合う人」とは、趣味が合う、とか、話が合う、とかそういうことではなくて、「(彼の)唯一のひとにはなれないということを了承している人」ということなのだろうなと思いました。では北斗の「唯一のひと」って誰なのかというと、天ヶ瀬冬馬御手洗翔太なのだろうなぁと思うのです。ピアノの道を諦めたから今の自分があるのだと北斗が思えるようになったのは、このふたりの存在によるものが大きいだろうから。北斗君のピアノが好きだと伝える翔太のやさしさと、(北斗の怪我のことを)気にしないふりをしようとしてもできない冬馬のやさしさ。どちらもまっすぐにやさしくて、だからこそ北斗は、今の自分も愛せるようになったのだと思う。

そして今回のお話を読んで思ったのは、北斗はとても「アイドル」だなぁ、ということ。ひとりの女性と添い遂げるなんて考えたこともない、と言ったのと同じ唇で、カメラの前で永遠の愛を誓う伊集院北斗は、どうしようもなく「アイドル」だった。でもそういうところが北斗の魅力だと思うし、北斗の結婚観を知ってもなお、愛の台詞を言う北斗の姿*1はとても格好いいので、ずるいな〜〜!と思います。ずるい!そしてタキシードめちゃめちゃ似合う!

女性が大好きでJupiterが大好きな北斗が大好きです。

*1:ストーリー24