感想:最恐怪奇譚〜戦慄のメロディ〜

モバエムのイベント、「最恐怪奇譚〜戦慄のメロディ〜」のストーリーについての感想です。

 

「最恐怪奇譚〜戦慄のメロディ〜」では、JupiterとAltessimoがホラー映画に出演することになり、その撮影の様子が描かれます。

お屋敷背景の青色がとても綺麗で、稲妻走る嵐の孤島というシチュエーションも大好きなので、ぜひアニメでも観たい!と思ったイベスト。

映画の役名も良くて、「星見明」って…なんて美しい名前…!

今回のイベストで気付かされたのは、都築さんってこんなに力強いひとだったんだ…!ということ。ストーリー13の都築さんの言葉、とても感動しました。この曲に命を吹き込むのは麗さん以外の誰にもできない、と断言する都築さんの力強さに惚れてしまう。怪談でみんなを怖がらせるお茶目さも好き!

Jupiterは撮影現場で先輩アイドルにひどい対応をされ、冬馬が怒り心頭。立ち絵もわなわな震えます。でもすごいなと思ったのは、その後のストーリー15で北斗に対して、自分が勝手に腹を立てているだけだからふたりは普通にしてくれていい、と言うところ。「一緒に怒ってくれ」と言うのではなく、付き合わせて悪かったと言う冬馬は大人だなと思いました。冬馬は時折とても大人びたことを言うので、どきっとします。

そんな冬馬に、怒っているのは冬馬だけじゃない(=自分も同じく腹を立てている)と伝える北斗も素敵です。ストーリー16では今回のイベストに至るまでの北斗の心の動きを知ることができて、すごく良いです。停電した音楽室で冬馬に語るというのも良い。この場面、実は翔太も話をきいていた(現れるタイミングを見計らっていた)んじゃないかなぁなんて思うのですが、どうだろう。

そして「X’mas Live 2014 -Side:Sparkling-」の時点では仕事としてピアノを弾くことに前向きでなかった北斗ですが、映画には北斗演じる飛鳥裕二がピアノを弾くシーンがあります。最恐怪奇譚の後のお話では、ライブでお客さんを前にして弾いたりする姿もみられるので、きっと冬馬の熱が北斗の心を少しずつ動かしていったんだなぁ…。都築さんとどんな話をしていたのか、気になります。北斗がピアノを弾く姿、ぜひ観たいな。

今回は映画の共演者として先輩大御所アイドルが出てきましたが、作中のアイドル勢力図みたいなのがあったら知りたいな〜と思いました。おもしろそう。